うた 北川喜朗

俺は しがない ティシュペーパー
折り畳まれて 積み上げられて
引っ張り出されて 鼻くそまるめ
ポィ 棄てられて ハイ それまでよ
せめてルージュの 紅ひきしたい
フリーターとは よく言ったもんだ

 俺は しがない 大統領だ
 追い詰められて 地面にもぐり
 誰が因果か 懸賞金か
 悪魔
(大量破壊兵器) がついてると魔女裁判
 
探せど ちっとも出てこない
 ア えらいこっちゃ えらいこっちゃ ワィ ワィ ワィ ワィ 
   えらいこっちゃ えらいこっちゃ ワィ ワィ ワィ ワィ

大勢殺して 世界のリーダー
ハイテク兵器と ピストル自慢
自由は泣いてる 大義は笑う

 選挙で ポィ 棄て 収集車持って来い
 おいらにゃ 持てない 選挙権
 
ティシュにゃ 持てない 選挙権
ア どうしたら いいんだ〜

おもねるな
まかれるな
平和日本を 守っていこう
九条で 国際連帯を
 これはティシュの
 
ねがいごと-

 年功序列が崩れ、実力主義が云われ出すのに止まらず、
遂に雇用形態の自由化の名の下に派遣社員やフリーター
が産業人口の大多数を占めるまでになった。
 2004年6月に、私はこの曲を作った。
 イラクで日本人の人質事件が起きて、国賊呼ばわりする国会
議員もいた。
 この年は、11月にアメリカでは大統領選挙のある年だった。
自由で賢明なアメリカの選挙民は、きっとブッシュ大統領を
落とすだろうと期待したが、それはこちらの不明であった。
 この歌は、この時点での歴史の証人として記録したい。
 イラクで捕らわれた人質も、解放されてよかった。これは沢山
の人々の尽力があったと思うが、日本国憲法が定着して50年、
とりわけ九条の誓いが世界の人々に受け入れられてきている
結果ではないだろうかと考えている。
 それにしても,わが日本政府は、1番にアメリカによるイラク
への武力攻撃を支持した。それが誤りであったことを、07・04の
現在に至っても、なお正式に認めないでなんとかかんとか誤魔
化して過ごそうとしている。人間の資質を疑う。

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